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浄化槽 / トイレの向こう


能登半島地震から1か月。

毎日ニュースを見ながら、
もし自分が避難所にいたら
一番嫌なのはトイレやなぁ、と思っています。

水と電気が使えない生活を考えてみる。

色んなモノに頼るこの便利さが「当たり前」ゆえに、あるモノが崩れると何もできなくなるこの不便さは、とても皮肉。

浄化槽技術講習会@徳島グランヴィリオホテル

当たり前にトイレを使える時は、
トイレの向こう(うんちやおしっこがどうなっていくのか)なんて考えもしないですよね。

トイレの先には、下水道か浄化槽があります。
徳島県は浄化槽の普及率日本一です。

浄化槽の中にいる微生物が、し尿(うんちやおしっこ)を分解して、川に流せるきれいな水にしてくれます。

上の写真が、浄化槽です。
浄化槽の中が分かるようになっていました。
汚い水が流れてきれいになっていく順路が分かってとても勉強になりました。

震度5以上の地震が起こった場合、
トイレは割れていなくてもすぐには使わない方が良いです。
見えないところ(トイレの向こうの配管や、下水道、浄化槽)が壊れているかもしれないからです。

正直、かける言葉がありませんが、
同じ国民として私たちにできることを考え続けます。
能登の方々の日常が少しでも楽になるように願っています。